佐高信が院内集会で喝 「菅政権は『愛の不時着』の盗聴男」「安倍はヤクザ、菅は半グレ」

11月30日、衆議院において緊急院内集会が開催。日本学術会議の任命拒否問題などについて、野党党首や市民らが抗議の声を上げた。

2020/12/01 13:35

■菅首相一派に通じて見える?

院内集会

愛の不時着は、北朝鮮に偶然、着いてしまった韓国財閥令嬢ユン・セリとそれを匿う北朝鮮軍人リ・ジョンヒョクの恋愛がテーマだが、彼らが住む村で人民武力部保衛局所属の少佐がジョンヒョクを陥れるために、部下に盗聴を命じ実行させる。

その部下が耳野郎であり、彼の子供は友達から「耳野郎の子」としていじめられる。保衛局に勤務する人たちはまさに特高警察顔であり、それは菅首相や杉田氏、北村氏に重なって見える。佐高氏はそのあたりを指摘したのだろう。


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■「菅政権は半グレ」とも

佐高氏は続けて「安倍政権はいわばヤクザ。菅政権は半グレ」と喝破。

ヤクザは一応組織で、親分がいて親分に話をすればそこそこ下にも通じ、仁義をまがりなりにも尊重するため、表向きはカタギの集には手出しはしないと述べ、「半グレは仁義もけったくそもない。そして、組織は嫌い。無派閥の菅はまさに半グレ」と指摘した。

安倍前首相が実質オーナーの細田派や竹下派、岸田派、麻生派は家系相続であるからヤクザ的である一方、 問題児を多く抱える二階派は半グレ集団だと非難。

「菅政権は半グレであるから、批判者は上品であってはならない。こちらが下品になってでも、攻撃し続けなければならない」と結論づけた。

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(取材・文/France10・及川健二

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