佐高信が院内集会で喝 「菅政権は『愛の不時着』の盗聴男」「安倍はヤクザ、菅は半グレ」
11月30日、衆議院において緊急院内集会が開催。日本学術会議の任命拒否問題などについて、野党党首や市民らが抗議の声を上げた。
菅義偉首相による日本学術会議の6人任命拒否は憲法違反だとする「許すな憲法破壊! 緊急院内集会」が11月30日、衆議院議員会館・大会議室で開かれた。
主催は「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会」で、学者・有識者・国会議員・大学生が発言し、市民が300人近く集まった。
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■野党党首らが挨拶
元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員、日本共産党の小池晃書記局長、社民党の福島みずほ党首、市民連合の福山真劫「市民連合」共同代表が連帯の挨拶に立った。
糺す会の代表で集会を企画・立案した藤田高景氏は主催者の挨拶で「これまでも菅首相は問答無用の強権発動を連発し、意に沿わない官僚を粛清してきた。手を取り合って菅政権の横暴にストップをかけるたたかいを全国で広げよう」と主張。
■大学生も訴え
福山氏は「菅政権を総選挙で倒すために、今度こそ本格的な野党共闘をつくる必要がある。野党が全て結集しなければ勝てない。共産党との連携がどうのこうのという議論がありますが、何を言っているんだと。菅政権を延命させていいのか。連帯してともに頑張ろう」と訴えた。
上智大学三年生の西中東氏は「任命拒否で学生は、自分たちが学んでいる学問、特に人文社会科学が政府の弾圧の対象になると分かってしまった。現役の学生は、政府を批判することに慣れていないが、内部からそういう風潮を変えていきたい」と若者の視点から訴えた。