広島名物「島巡りツアー」、絶対観光すべき素敵アイランド3選

広島を舞台に行われている大型観光キャンペーン「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」。しらべぇ記者は行ったことのない島を巡った。

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広島県の瀬戸内エリアに観光客を呼び込むため、12月31日まで行われている「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」。

「ミタイケンひろしま」をスローガンに、地元の魅力をさらに感じてもらえるよう組まれた大型観光キャンペーンだ。正直おじさん記者が現地を巡った。


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■マニアックな島をめぐるツアーに

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このキャンペーンを体験するため、プレスツアーに参加したしらべぇ記者。ほかの旅雑誌や地域ニュースサイトのハイスペック女子記者たちが集まる中、キャップにスウェットとほぼおっさん丸出しスタイルで、瀬戸内の島をめぐる観光型高速クルーザー「SEASPICA」(シースピカ)に乗船した。

12月14日までの金・土・日・月、広島港、呉港、大久野島、三原港など、瀬戸内の港と島をめぐっているシースピカ。いくつかのツアープランが組まれており、それぞれの場所で1時間ほどゆったり過ごしながら、次なる港に向かって出港する。

どのツアーもおおよそ所要時間は半日で、大人6,800円ほど。瀬戸内には700を超える島々があるが、観光に適した少々マニアックな島もこのツアーにはチョイスされている。

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このクルーザーの旅、結論からいうとめちゃくちゃ楽しかった。紹介したいスポットが山ほどあるが、おじさん記者が感激したスポットを3つ厳選してご紹介したい。

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■レトロフューチャー感がすごい島

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1つ目は、上陸は不可能なものの、船上から眺めるだけでその雄大さを感じさせた「契島(ちぎりしま)」。“瀬戸内の軍艦島”とも呼ばれるその外観は、他の島々とは一線を画しており、島全体が工場のプラントで覆われている。

この工場は東邦亜鉛株式会社の製錬所で、煙突から煙をモクモク吐き出しながら稼働を続ける様子は、まるでジブリアニメに出てきそうな世界観だった。

ここは上陸こそできないが、海上から見ることこそが重要。しっかりシャッターを押そう。

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■名物の明暗が激しすぎる島