『スッキリ』会食での危機意識が低い一部の利用客に… 加藤浩次が苦言
時短要請が呼びかけられるなど感染拡大が危険視されている状況。一部の危機意識が低い利用客に『スッキリ』メンバーが苦言を呈した。
■「自分は大丈夫」ではない
感染症専門医の水野泰孝医師は、「(自身が診療していて話を聞くかぎり)ここ1、2ヶ月はほぼ100%の近い割合で、会食あるいは至近距離でマスクをしていなくて会話されてた方を確認しています」と話し、感染リスクのある環境でマスクなしで会話するような状況は避けなくてはならないと話す。
さらに、感染者にならないようリスクを軽減する行動の重要性を訴えると、加藤は「やっぱりお客さん一人ひとりの気持ちは大事になってきますか?」と質問。
続けて、感染が拡大している現状について「第1波のときは皆恐れて(外に)出なくなった。第2波の収束したときに皆が外に出だすようになった。一回出て大丈夫って思うと、『出てもいいんだ』って感情になって、感染対策をそこまでしてなくても漠然と『俺は大丈夫だ』と思ってるのが連なってるのが今の現状のような気がする」とコメントした。
■人との接触を避けている人は…
自らも感染せず、他人にも感染させないという危機意識が求められる状況。加藤が言うように、第3波目前で気が緩んで会食や遊びに出かけたという人も少なくないのでないだろうか。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,844名に調査したところ、53.9%が「緊急事態宣言解除後も人との接触や会食を避けている」と回答。また、性年代別で比較したところ、全年代で男性よりも女性の割合のほうが高い結果になっており、40代以降は6割にも及んでいる。
新規感染者が連日増えている状況に、加藤は「ご飯食べに行くなとは言わない。何人かで飲んでもいいと思う」としつつも、「これもう本当に『大人数では絶対に行くな』って言ったほうがよくないですか?」と訴えていた。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)