彼氏の激しいDVに追い詰められ… 妊娠中の女性がアパート4階の窓から飛び降り重傷

相手の男性の人柄をよく知らないうちに関係を持ち、妊娠してしまったことを後悔する若い女性はじつは少なくない。

2020/11/30 09:30

■「逃げ道は窓しかなかった」

事件当日、ジョナタンは「今日はどんな1日だったの?」と尋ねなかったミカエレンさんに激怒し、平手打ちし、重い木の棒で体中を叩き、顔を調理家電に叩きつけ額に怪我を負わせると、部屋を出て外から鍵をかけた。

ミカエレンさんは警察に、「赤ちゃんとふたり、ジョナタンから逃げるために窓から飛び降りました。それしか方法がなかったのです」などと説明。ジョナタンに家庭内暴力を含む多数の犯罪歴があることを警察が話すと、彼女はとても驚いた様子だったという。


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■男は容疑を全面否定

ミカエレンさんには以前の交際相手との間に2歳の息子がいるが、ジョナタンと暮らし、彼の子を妊娠したことにより、その子はしばしば実家に預けられていた。逆上するチャンスや原因を探しては、小さなことで言いがかりをつける男に幼い長男を近づけなかったことは幸いだ。

ミカエレンさんはこのたびの一件が殺人未遂事件として扱われ、ジョナタンに厳罰が下ることを心から願っているが、彼はすべての容疑を否認しているという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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