瀕死の同僚を心肺蘇生で救った女性 「力かけすぎ」との言いがかりに激怒

死にかけていた同僚を救ったにもかかわらず、感謝されるどころか文句を言われ、困っている女性がいる。

心臓マッサージ
(Pongasn68/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

いきなり倒れてしまった同僚を、どうしても助けてあげたい。その一心で必死に蘇生を試みた女性が、とんでもない言いがかりをつけられ憤った。そんな驚きの経緯を、『AsiaOne』などが伝えている。


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■同僚の危機

今年9月、台湾で暮らすある女性が同僚の異変に気付いた。同僚は仕事中にいきなり意識を失ったといい、焦った女性は病院に連れて行くことに。しかし、数分後には同僚の呼吸が停止。

しかも心停止状態に陥ったがAED(自動体外式除細動器)が近くになかったため、救急救命の資格を持つ女性は約15分にわたり心臓マッサージなどを行い、同僚の命を救った。

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■まさかの不満

ところが同僚は、女性に命を助けてもらったことに感謝するどころか、怒りを爆発させた。女性に対し、蘇生時にできたという腕と胸元のアザの写真を添付したメッセージを送信。

「あなたが力を入れすぎたせいで、心臓がダメージを受けたわ」「私は糖尿病だから、このケガが原因で切断手術を受けるはめになるかもしれない」と書き、さらに「蘇生中のケガであることを医師に証明させてもいい」などと、法的措置の検討をも匂わせた。

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■女性の怒りは大きく