兵庫県の中学校で22人感染・合唱クラスター発生か 当日の状況を教委に直撃

兵庫県内の中学校で合唱クラスター発生の可能性。合唱クラスター対策とは…

2020/11/27 13:30

新型コロナウイルス・COVID-19
(画像提供:アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)

兵庫県市川町教育委員会は、町立市川中学校の生徒20人と教員2人が新型コロナに感染したと発表。地元の保健所は、今月20日に行われた合唱コンクールで集団感染した可能性もあるとして調査を行っている。


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■合唱コンクールでクラスター発生の可能性

町教委によると、22日に生徒1人が38度5分の発熱を訴えたため、PCR検査を行ったところ、陽性と判明。その後、この生徒と同じクラスの生徒18人と、別のクラスの生徒1人、教員2人の感染が判明し、この中学校の感染者は計22人となった。全員が軽症か無症状だという。

20日には学校の体育館で合唱コンクールが行われているため、全校生徒201人と教職員26人、当日来場した保護者約150人全員のPCR検査を実施予定だ。26日には中学校のグラウンドでドライブスルー方式で209人の検査が行われ、検査結果は29日以降に判明する見込みだ。

この影響で当該中学校と町内すべての小学校が27日まで臨時休校となった。

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■肩が触れるか触れないか程度の間隔

合唱コンクールでは、1クラス2曲・計10分の歌唱が行われ、ステージ上では肩が触れるか触れないか程度の間隔だったという。

歌唱中はマスクを外し、終了後はかけて、クラスごとの歌唱が終わるたびに換気の時間は設けていた。保護者席では、距離を保ちながら全員がマスクをかけていたそうだ。

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■合唱連盟はガイドライン策定