坂上忍、時短要請への説明不足に疑問 「意地悪な見方していいですか?」
前日発表された東京都の「時短要請」について、坂上忍が疑問を呈した。
26日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、東京都での酒類を提供する飲食店やカラオケ店への時短営業要請について取り上げる。番組MCの坂上忍が、政府の説明不足に対し、疑問を呈した。
■「対策でもなんでもない」と疑問
25日、東京都は、酒類を提供する飲食店やカラオケ店などに対し、今週末の28日から12月17日までの20日の間、時短営業を要請すると発表。また、25日の会見で西村康稔経済再生担当大臣は、「マスクをして食事をする、常にマスクをしていく。『いつでもマスク』ということでお願い」と訴えている。
西村大臣の発言を受けて、坂上は「マスクっていうのはあくまでもお願いじゃないですか。これ対策でもなんでもないんだよね」と疑問を呈した。
■坂上の推測
また西村大臣が、時短要請を行なう期間のことを「大事な大事な3週間」と説明していることについて、坂上は「意地悪な見方していいですか? この3週間、お願いで抑え込みたいと」とコメント。
続けて、クリスマスや年末年始を控えた時短営業期間終了後の時期を指して「フランス、イギリスってここら辺、緩和の方向なんですよね」と諸外国の例を出し、「メリハリじゃないけど、ここら辺は動かしたいんでしょうね」と推測した。
■ネット上では賛否
情報アナリストの伊藤惇夫氏は、諸外国の例について「フランス、イギリスは、感染が再拡大するのを覚悟の上で緩めるって言っている」と解説。続けて「日本の場合は、変な話ですけど正直に言ってほしい」とコメントしている。
坂上も「正直に言ってくれればね…」と賛同し、年末に向けて政府から今の時期の自粛について詳しい説明があれば納得するとの旨を語った。
ツイッター上では、坂上のコメントに対して「確かに、年末に向けた期間設定」「説明があれば頑張れるかも」など肯定的な意見や、「緩和に向けた自粛は首絞めるだけな気がする」といった否定的な意見までさまざまな声がつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)