銀座・老舗書店のクリスマスショップが話題 人気の秘密を店長に直撃

13年連続開催中の珍しい商品が並ぶ期間限定クリスマスショップ。その中身とは…

2020/11/25 10:30

クリスマス人形
(写真提供:教文館)

今年のクリスマスはコロナ禍ということもあり、「おうちで過ごす人の割合が80%以上」という各種調査結果も出ている。そんな中、13年続く、期間限定のクリスマスショップが話題を呼んでいる。


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■毎年ドイツで直に買い付け

銀座4丁目にある、老舗書店「教文館」9Fに、13年連続期間限定オープンしている「ハウス・オブ・クリスマス」。約3,000点のクリスマスグッズを販売中だが、じつにその90%が輸入品だ。

クリスマスグッズ
(写真提供:教文館)

普段は総務担当の長井氏が店長として、毎年1月にドイツの見本市で直に買い付けし、その商品が4月からクリスマス直前まで空輸でやってくる。10月30日から12月25日までの開催だが、毎年楽しみにしている客も多く、土日・祝日は多くの客で賑わいをみせている。

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■利益度外視で提供中

200円代の木製クリップから、イエス・キリスト誕生の様子を人形で再現した降誕セット20万円まで、価格帯も幅広い。

一番人気は、クリスマスツリーに飾る木製オーナメントやスノードーム各種。ほかにも、くるみ割り人形などのドイツ職人が一つひとつ手作りした伝統工芸品も豊富に揃えている。

スノードーム
(写真提供:教文館)

「お客様に喜んでいただきたいとの想いから利益度外視・ギリギリの価格設定」で提供しているとのこと。クリスマス終了後は、売れなくなってしまうため「商品の仕入れバランスが難しい」と長井氏。


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■ファンタジーの世界に入り込んだ気分

SNS上には「初めて入ったときは衝撃でした。ファンタジーの世界に入り込んだ気分になれる」「娘を子供の頃に連れて行ったが、 外国のクリスマスだと大はしゃぎしていた」などの声が。

クリスマスツリー絵
(写真提供:教文館)

来場者の安全・安心のために、換気などの新型コロナ感染拡大防止策も万全にして、ビル9Fのウェンライトホールで開催中だ。時間は午前11時から午後7時までで期間中無休となっている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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