デートした男性の肉を食べた疑い マッチングアプリ利用の数学教師を逮捕

マッチングアプリのプロフィールから、その人物の危険さ、怪しさを見抜くことは極めて難しい。

2020/11/23 12:30

ステーキ・肉・女性
(puhhha/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

同世代の男性で職業は教師、性的嗜好も一致する。そんなプロフィールに魅かれ、ネットでのチャットもはずみ、ついに彼とデートすることになった1人の男性。しかし、とんでもない事件に巻き込まれてしまったようだ。


関連記事:ネットで出会った男を日本刀でメッタ刺しした女 「強姦への報復」と主張

■公園に捨てられた人骨

ドイツ・ベルリン北部の町ブーフで、このほど数学の教師をしていた41歳の男が殺人および死体損壊の容疑で逮捕された。

今月8日、ブーフのある公園で人の脚の部分とみられる骨が発見され、通報を受けた警察が出動。DNA型鑑定を経て、骨は今年9月5日から行方不明となっていた、ステファン・トロギッシュさんという44歳の電気工事士の男性のものと判明した。

関連記事:母親の遺体を道に捨てたお騒がせ息子 新型コロナ死への疑いと差別を恐れて…

■警察犬お手柄

トロギッシュさんが何らかの事件に巻き込まれたものとみて、警察は捜査を開始。嗅覚の鋭い警察犬を伴って市内を捜索したところ、あるアパートの前で犬が強い反応を示した。

続いて警察は、数学の教師をしているステファン・Rという41歳の男の部屋について強制捜査を実施。そこでトロギッシュさんのものとみられる血痕、骨、および、遺体を切断したとみられるノコギリが発見され、緊急逮捕となった。

ドイツでは個人情報保護法により、容疑者の氏名が完全に明らかにされることはないという。

関連記事:息子を連れて実家に戻った妻に激怒の夫 仲間に子殺しと妻の集団レイプを依頼か

■カニバリズムに強い関心

同性愛者であるトロギッシュさんとR容疑者の2人は、マッチングアプリで知り合って意気投合し、デートするようになっていた。

アパートの室内からは、R容疑者がカニバリズム(人肉嗜食)に強い関心を持っていることを示す複数の証拠が押収されており、警察はこの男がトロギッシュさんを殺害して遺体を切断し、肉を調理して食べたものとみて厳しい取り調べを続けている。


関連記事:新型コロナのストレスで口論絶えず19歳娘が母を殺害 遺体放置でアパートに悪臭

■アプリでの出会いに抵抗は?

しらべぇ編集部が全国20〜60代男女1,363名を対象に調査したところ、「アプリでの出会いに抵抗がある」と回答したのは全体の52.8%だった。

抵抗感を示す女性が30代から一気に増えるのは、身の危険を感じさせる怖いエピソードを1つ、2つ耳にした結果と言えるのかもしれない。アプリでの出会い

広い範囲から気軽な出会いを、と考える人たちに支持されているマッチングアプリだが、安全はまったく保証されていないことを忘れてはならないようだ。

・合わせて読みたい→ネットで出会った男を日本刀でメッタ刺しした女 「強姦への報復」と主張

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日 
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

【Amazonセール情報】ココからチェック!