『TVタックル』が紹介したエコバッグ万引きの実態に驚愕 行政に怒りの声も
レジ袋有料化に伴うエコバッグ持参で急増する万引き。その実情が酷い。
22日放送の『ビートたけしのTVタックル!』(テレビ朝日系)で取り上げられた「エコバッグ万引き」の実態に驚きの声が広がっている。
■レジ袋有料化に伴う万引き増加を特集
番組ではレジ袋有料化に伴い、持参したエコバッグで万引きをするケースが急増している問題を取り上げる。スーパーアキダイの防犯カメラで撮影された万引きの様子を放送し、その手口が説明された。
同社の秋葉社長は、エコバッグに加え、コロナ禍での飛沫シート設置の影響で店員がバッグの中身を確認しにくい状態になったことも、一因ではないかという見方を示す。
さらに実際の万引き事件では、犯人の女に店の外で声をかけると「私は悪くない」と暴れたため、警察を呼んだことを明かした。
■社長が対策を訴え
スタジオ出演した秋葉社長は、「レジ袋有料化に伴ってエコバックを皆さん持つようになりましたね。万引きをする人からすると、今まで自分が違うバッグを持ってきて、それに入れることがやりづらかった。みんなエコバックを持ってたら、それが隠れ蓑になっている状況ですね」と話す。
続けて「行政からなにか万引き対策についてケアやガイドラインはあったのか」という質問に、「そのことは、本当にぜひしてもらいたい」と、現状全く対策がされていないことを明かす。
そして、「結局レジ袋有料化というのは、行政主導で始まったことですね。それによってエコバッグを使って、エコバック万引きが横行している。この事実を行政でもちゃんと認識していただいて、行政主導の下でエコバッグの持ち方っていうのを、発信してもらいたい」と訴えた。