60代強姦容疑者の保釈に怯えた11歳女児が自殺 守れなかった母の悲しみは大きく
最低な行動を続けていた男が逮捕され安堵していた女の子が、保釈されたことを知り、生きる気力を失った。
■遺族の怒りと悲しみ
幼い頃から被害を受け怖い思いをし、最後は自殺という形でこの世を去った女の子。その母親は「娘はあの男のことを本当に怖がっていました」「あいつに傷つけられることを、心底恐れていました」と明かし、「保釈に関しては、より厳しい制度が必要です」とも思いを語った。
母親には多くの子供がいるが、今では子供たちを外で遊ばせることが怖く、必ず付き添って見守っているという。
■被害を受ける子供たち
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、全体の15.0%が「子供の頃に性被害に遭いそうになった」と回答した。
幼い子供が性被害を受けると、「怖い」「恥ずかしい」「親を悲しませたくない」という思いから、被害を明かせないままになるケースもあるという。子供たちを犯罪者から守ること、また子供が被害を相談しやすい環境を整えることも、ますます重要になる。
・合わせて読みたい→親権を奪われることを恐れて血迷った女 幼い実子3人を殺害し身柄確保へ
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)