6人の子のためリスクある職場で働いた父 段ボール圧縮機でつぶされ壮絶死

リサイクル工場の職員になり、低賃金にもかかわらず黙々と働き続けた男性。その死について、詳細が明らかになった。

■関係者の声

当局の発表によると、圧縮機に付いている安全装置は作動していなかった。また事故が起きた工場では職員を訓練することも怠り、想定し得るリスクについても伝えていなかったようだ。

男性と一緒に働いていた同僚もそれが事実だと認め、「仕事を始めたとき、僕たちはジャケットを手渡され、着るように命じられました」「それだけでした」と明かしている。


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■疲労が蓄積していた男性

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女有職者623名を対象に調査した結果、全体の41.6%が「寿命を縮めながら仕事をしていると思う」と回答した。

寿命を縮めながら仕事をしていると思う人の割合

機械を扱う工場だけに、ある程度の危険は意識していたに違いないこの男性。サポートは充実しておらず、報酬もわずかだったというが、男性は全てを承知の上で仕事を続行していた。

家族のためとはいえ相当な無理をしていたとみられ、心身ともに疲労が蓄積していた可能性が高そうだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女有職者623名 (有効回答数)

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