不妊に悩む娘のために… 代理出産を終えた50代女性が話題に
赤ちゃんを望む娘のために、私が代理母になってあげたい。そう決意し妊娠した50代の女性が、無事に赤ちゃんを出産した。
■流産に泣いた日々
米国・イリノイ州で暮らす女性(29)とその夫(28)は、結婚直後から子供が欲しいと強く願っていた。しかし女性はなかなか妊娠しなかったため、不妊治療を開始。体外受精にも何度か挑戦したがうまくいかず、流産に泣いたこともあったという。
そんな中、女性の担当医は様々な選択肢を模索するように。「代理母に妊娠・出産を任せる選択肢を考慮してみてはどうでしょうか」とも提案するようになったという。
それを聞いた女性の母親(51)は、「ならば私が娘に代わって産みましょう」と申し出たが、女性はなかなか「Yes」とは言えなかった。
■50代で代理出産へ
母はすでに50代。しかも閉経期にあり、妊娠・出産はまず無理だろう。そう考えていた女性は母親の申し出を断ったが、病院で検査を受けた母親は「代理母になれる」「問題はない」という結果を得た。
母親も「絶対に産める」「大丈夫だから」と言って引かないため、女性は提案を受け入れることを決意した。
その後、母親の子宮に入れられたのは、女性とその夫の受精卵。妊娠に成功した母親のお腹はどんどん大きくなり、孫を出産する日を楽しみにしていたという。