上地雄輔、『鬼滅の刃』をめぐる論争に持論 視聴者からは共感の声も
ネット上では『鬼滅の刃』子供に見せる見せない論争が勃発。確かに残酷な描写も少なからずあるが…
13日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、大ヒット中の『鬼滅の刃』を子供に見せる見せないか、という論争について注目。これに対して、番組コメンテーターの上地雄輔が持論を展開した。
■鬼滅の刃見せる見せない論争
『鬼滅の刃』では、鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹が鬼に変貌してしまった主人公の竈門炭治郎が、妹を人間に戻すために鬼狩りの道に進み、ストーリーが展開。その中で、鬼が人を食べるシーンや、鬼を倒すため首を切り落とすといった描写が数多く存在する。
番組では、こうした描写があることを受けて、インターネット上で「『鬼滅の刃』を子供に見せる見せない」という論争が勃発していると紹介した。
『鬼滅の刃』の大ファンとして知られるお笑いタレントの椿鬼奴は、「子供が観ていることにビックリした」とコメント。その理由について「家族が惨殺されるところからお話が始まるので、私ですら『うわっ』てなった」と説明している。
■上地が持論を展開
番組の取材では、『鬼滅の刃』を子供に見せていないという親から「残虐なシーンを小さいうちから見せていくと、それが心の中にとどまって、嫌な方向に進んでいかないか心配」といった声があがっていた。
一方、自身の子供に『鬼滅の刃』を見せるという上地は「(子供が)観たいって言ったら見せたいと思うし、親の勝手な判断で選択肢だったりを絞るのは…。」とコメント。
続けて、「(作品に)どういう意味があるのだとかをしっかりとディスカッションすることが、親として大事だと思う」と持論を展開した。
■視聴者からは共感の声も
また、同じくコメンテーターのアンミカが「『鬼滅の刃』に限らず、ゲームでもニュースでも残酷なものが出てくる」と主張すると、上地は「テレビ見ても殺人事件とかありますから」とコメントしつつうなずいていた。
今回の放送を受けて、ツイッター上では「上地くんの意見に賛成だな」「子供に自分で決めさせることも勉強だよね」「親が子供の選択肢を絞るってことはしちゃいけないと思う」など、視聴者からの共感の声が多数寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)