鬼滅の刃にも出た『大正時代の天ぷら』を最強職人が再現 その味わいに感動
鬼滅の刃に登場した大正時代の天ぷら、完全再現したお味は?
■優しくも美味しい天ぷらに感動
話を聞いたあとはお待ちかねの実食。実際に揚がった天ぷらを見ると、どれもめちゃくちゃウマそうだ! 気になる味は…
一般的な天ぷらは衣のサクサク感がかなり勝っているが、大正時代の天ぷらは小麦粉が違うからだろうか、サクサク感とふんわり感が両立した、食べていてほわほわしてしまうような、伊之助の気持ちがわかる味。
高級料理を食べた時のように「激ウマ!」となるわけではないが、小さい頃におばあちゃんが作ってくれた、いまでは絶対に食べられない懐かしくも優しい味で、食べた後の幸福感がすさまじかった。
■電話予約すれば作ってくれる
あまりに美味しかったのでマスターに「大正時代の天ぷら、店で注文したら作ってもらえるのでしょうか?」と聞いたところ、食材の準備があるため電話で予約すればOKとのこと。
気になるお値段は、海老の頭の素揚げと心臓の刺身付きで、1,980円(税別)と、海老3本に野菜天もたっぷりなのに、かなり良心的なお値段。
■現代風天ぷらと比較するのも楽しい
また、天麩羅天にはマスター考案の、衣に出汁を効かせた天ぷらなど、お酒に合うコンテンポラリーな天ぷらも多数あるので、それと比較するのも面白いはず。
鬼滅の刃で火がついた大正時代の天ぷら、見た目だけでなく味も再現したものを食べたい人は、ぜひ天麩羅天に行ってみよう。
【天麩羅天】
住所:大阪府大阪市都島区都島本通2-8-11/電話:06-6922-8648
・合わせて読みたい→セブンイレブン限定で『赤いたぬき』発売 縦長であの作業も必要なし
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)