『鬼滅の刃』によるアニメ革命か ジャンプ連載の『呪術廻戦』が1000万部突破

『呪術廻戦』コミックシリーズがアニメ化で1000万部を突破。『鬼滅の刃』から始まるアニメの時代の背景を分析。

呪術廻戦

先日、『週刊少年ジャンプ』の『呪術廻戦』のコミックシリーズ累計発行部数が1000万部(デジタル版含む)を突破したことが発表された。現在話題の『鬼滅の刃』に続いて、アニメ化により話題となる現象である。『鬼滅』はアニメを復活させるのだろうか。


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■『呪術廻戦』が1,000万部突破

今年5月の時点では、『呪術廻戦』のコミックシリーズの累計発行部数は450万部であった。『呪術廻戦』は今年の10月よりアニメ放送されている。つまりアニメ化の前後のここ数ヶ月で、2018年3月の連載開始からの約2年間の2倍以上の売り上げを記録したのだ。

『鬼滅』の場合はTOKYO MX中心で『呪術廻戦』はTBS系列。『鬼滅』の社会現象によって『週刊少年ジャンプ』の漫画のアニメ化への期待度が高くなっているのだろう。

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■『鬼滅』によるアニメ改革?

なぜアニメが注目されているのかといえば、アニメ制作会社Ufotableによる『鬼滅』のアニメが美麗で、演出のクオリティが高く、ゆえに大ヒットにつながったと思われているからだ。

それとともに、何より現在のメディア環境として重要なのが、アニメが『Netflix』などの動画配信サービスによって観やすくなっていることだ。

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■動画配信サービスでアニメを観る時代