映画『十二単衣を着た悪魔』は予定通り公開へ 再編集なしの理由に称賛の声
道交法違反などの疑いで逮捕され、釈放された伊藤健太郎の主演映画『十二単衣を着た悪魔の』が予定通り公開へ。
俳優・伊藤健太郎が主演を務める映画『十二単衣を着た悪魔』の公式サイトは31日、予定通り11月6日に公開することを発表した。ファンからは、今回の決断を称える書き込みが寄せられている。
■道交法違反の疑いで逮捕も…
同作で就職試験59連敗中のフリーター・伊藤雷役を演じている伊藤は、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで29日に逮捕された。
これを受け、関係各所と公開について協議を重ねた結果、30日に釈放されたため「予定通り11月6日(金)より全国の劇場にて公開させて頂く運びとなりました」と報告。
■再編集なし「個人の罪と作品は違う」
公開決定にあたり「様々なご意見があることと存じます」としつつ「釈放後に本作関係者への自筆の謝罪書面を弊方が受け取り、また、報道を受けてなお、公開を望む方々からの多くの声を頂戴した」ことも踏まえて決断したと伝えた。
また、映画は「作品を観たいお客様が、自らの判断で選んで鑑賞するメディア」と示した上で「『個人の罪と作品は違う』という弊社の見解のもと、本編の再編集は行わずに、そのままの内容で上映をさせて頂きます」と説明している。
■決断に称賛の声
映画『とんかつDJアゲ太郎』に続き、公開に踏み切ることになった伊藤の出演作品。
ネット上には「ありがとうございます!」「堂々と公開したらいいと思う」「お蔵入りにならなくてよかった」と、感謝や安堵の声が。
「個人の罪と作品は違う」という理由で再編集を行わないことにも「『個人の罪と作品は違う』という考え方が多くなってきていて良い。制作・配給のキノフィルムズのコメントに称賛を」「個人と作品は別だと思うからコレで良いと思います! 作品とスタッフ、キャストに罪はない」と反響が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・RT)