酒代を巡るトラブルで母親の首を斬って惨殺 アルコール依存症の男を逮捕

たっぷり酒を飲みたい。そんな欲望にかられた男が老いた母親にお金を求め、断られたことに腹を立てた。

アルコール依存症
(Kittiya/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

40代半ばながら、老いた母親に頼る暮らしを続けていたある男。その男が何よりも愛したのは、アルコール。完全に依存状態だった男に、正しい判断はできなくなっていたようだ。


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■親と同居していた中年の男

インド・テランガナ州で暮らしていた女性(65)には、息子がふたりいた。次男(45)は結婚していたが、ずいぶん前に妻を捨て、母親である女性を頼りにするように。

肉体労働をしながら賃金を得てはいたが、十分ではなかったとみられ、たびたび「お金を出せ」と母親に命じていたという。近所の人たちも男を嫌い、頻繁にトラブルを起こす厄介者として避けていたようだ。

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■母親を惨殺

そんなある日のこと、次男はいつものようにお金を巡って母親と小競り合いに。「どうしても酒がほしい」「買いに行くから金をよこせ」と言い張った次男は、財布を出さない母親に腹を立て、殺害に及んだ。

その後、何も知らない長男が母親の様子を見に行ったが、そこで目撃したのは、首を斬り取られて惨殺された母の遺体だった。驚いた長男は、慌てて通報。警察は犯行に用いられたとみられる鎌を押収し、ただちに捜査を始めた。

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■男を逮捕