伊藤健太郎容疑者が釈放 報道陣を前に「一生かけて償う」と謝罪も
午後8時すぎ、俳優の伊藤健太郎容疑者が釈放され、報道陣の前で謝罪を述べた。
30日午後8時すぎ、前日にひき逃げの疑いで逮捕・送検されていた俳優・伊藤健太郎容疑者が、留置先の東京湾岸署から釈放された。
■上下黒のスーツで登場
伊藤容疑者は無数の報道陣が待ち受ける中、スーツにマスクを着用した姿で正面玄関から登場。自動ドアが開くとマスクを外し、玄関を出たところで報道陣に深々と一礼した。
いったん頭を上げると、今度は「この度は、自分が起こしてしまった事故のせいで、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。再び深く頭を下げると、10秒ほどその姿勢をキープした。
■被害者へは「一生かけて償う」
続けて、伊藤容疑者は「自分のせいで怪我をしてしまった被害者の方々にも、これから僕自身、一生かけて償っていきたいと思っていますし、これからどのように償っていくべきか、しっかりと向き合って考えていきたいと思っています」と、事件の反省や被害者への思い述べる。
緊張からか涙声からか、一連の発言では咳払いをする場面も見られた。最後は先ほどよりも長く頭を下げ、署を後にする直前にも、報道陣に一礼してから用意された車に乗り込んだ。
■SNSの反応は…
釈放の一報はネット上でも話題となり、「失ったものは大きすぎるが、全て身から出た錆」「さすが役者。謝りかたがうまい」という厳しいものから、「反省しているという誠意は感じました」「重い言葉に涙が出てしまいます」などと同情する声までさまざまな反応が。
また、「僕は許すよ」「これからの行動でやり直してほしいね」「これから茨の道に行くことになるけど応援していきたい」など、今後に期待する暖かい声も多く散見された。
今日公開の出演映画『とんかつDJアゲ太郎』をはじめ、関係各所に多大な影響を与えた伊藤容疑者。これからの行動で反省を示すことはできるだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)