セブンイレブン「ハリボテサンドイッチ」選手権 もっとも底上げ感があったのは…
セブンイレブンのサンドイッチ、ハリボテ感が高かったのは…
■2位:フルーツミックス
2位はいちごやみかん、キウイなどさまざまなフルーツが入った『フルーツミックス』がランクイン。
3位までとくらべてもやはりパンの空きが目立ってしまう。また、断面からはたっぷり生クリームが入っているように見えるのだが、実際には断面に近い部分と中心部だけなので、パンだけ部分が多く、やや残念な印象だ。
最近はフルーツサンドの有名店も増えており、それに慣れたスイーツ好きはほぼ間違いなく物足りなく感じてしまうだろう。ただ、クリーム自体は美味しいため、500円ぐらいでもいいから、ぎっちりとフルーツやクリームが入ったサンドを食べてみたい。
■1位:ローストビーフサンド
不名誉な1位に選ばれたのは、ローストビーフサンド。断面を見ると薄切りのローストビーフがこれでもかと入っているように見えるのだが…
実際にはかなりの量を断面付近に持ってきており、中心部には切れ端のローストビーフをのせているだけ。厚焼きたまごミックスよりさらに量が少ない印象だ。
また、さらに酷いのは断面付近は薄切りのローストビーフなので柔らかな食感なのだが、中心のローストビーフは塊なので硬くバランスが悪い。これなら断面付近は半分の薄さでいいので、全体に広げたほうが味が統一されて美味しくなるはず。
■ハリボテ感があったのは2品
全体的には高評価だったが、念のため言っておくとこの記事は火消しではないことだけは伝えておきたい。記者が食べた中でハリボテ感を感じたのは、フルーツミックスとローストビーフサンドの2品だが、どれも消費者を騙すために作ったような感じはしなかった。
また、ランク外だがとんかつサンドは肉の柔らかさ・ソースの旨味や衣の厚さ、どれを取っても絶品。まだ食べてない人は、ぜひ食べてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)