冷凍保存用の棺に長時間入れられ… 葬儀準備が始まるも救出された70代男性

衰弱した兄の世話を任された男が、「もう助からない」と確信し葬儀の準備を開始。冷凍保存用の棺に兄を入れた。

■弟の主張に衝撃

棺を回収しにきた業者も生存を確認したことから、すぐに通報。警察が駆け付け兄を救い出し、病院に救急搬送した。だが体調悪化に続き寒い保管庫で長時間過ごしたこともあって、現在は危篤状態だという。

親族らに事情をきかれた弟は、「兄貴の魂が、体から出ていこうとしていた」などと口走った。警察はこの件につき今も調査を進めてはいるが、現時点では逮捕者はいないという。


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■世話に疲れていた可能性も

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,365名を対象に調査した結果、全体の18.1%が「親族の介護経験がある」と回答。男性でも17.5%が介護に携わっているという。

親族の介護経験

高齢化が進み、老いた家族が世話・介護を任され疲れ果ててしまうことがある。今回事件を起こした弟も高齢でしかも精神的にも不安定だったことから、2ヶ月とはいえ、苦労は大きかった可能性が高い。

兄が無事に回復すること、そして必要な治療とケアを十分に受けられることを願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)

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