”ゆづか姫”ことN国党・新藤加菜氏に直撃 「NHKスクランブル放送実現を菅政権に期待」
菅義偉首相の就任から1ヶ月。野党各党からは厳しい批判も集まるが、NHKから国民を守る党の広報は…。
■蓮舫氏は「密室政治そのもの」
立憲民主党の蓮舫代表代行は、14日の会見で、「なぜ国会を開かないのか。きちんとメディアに開かれた記者会見を開かないのか。パンケーキ懇談会とか限定されたメディアによるグループインタビューにしか応じないのか。なぜ国民に直接語りかけないのか。国民に伝わる言葉を国会で発しないのか。まったく分からない」と疑問を呈する。
日本学術会議の6名の任命拒否をめぐっても誰のための任命拒否を誰の権限で行ったのか、まったく分からないと指摘し、「密室政治そのものではないか」と糾弾した。
■ゆづか姫「菅総理はやさしい感じ」
NHKから国民を守る党の広報として国会で働く「ゆづか姫」こと新藤加菜氏には、16日に直撃。
新藤氏は、「政治に携わる前の政治のイメージは、エリートの人がやっていて、すごくよく分からない堅苦しくてすごくよく分からないもの。菅さんは令和おじさんのイメージがすごく強くしていた」と語った。
現在の菅総理については、「優しそうなおじさんだけど総理っぽくないな…というのが正直な感想。経歴を知ると私が想像してた政治家像と違うバックグラウンドを持っていて、東京に来たら何か変わると思って秋田から上京された。苦しいアルバイトもされたというのを聞き、優しそうなイメージはエリートでなく叩き上げというところから来たんだと思います」 と述べた。
問題になっている学術会議については、エリートとは違うバックグラウンドをもった菅総理が、学術会議という頭のいいエリート層の人たちの集団に疑問を投げかけたという印象を持ち、「それをブッ壊す感じを受けている」と語った。
「若者にも親しみやすくて、既存の政治とは違うことをやっているというのは、20代の若者としては期待を持ちたい」という新藤氏。「規制改革というからには、スクランブル放送を実現してNHKをブッ壊してほしい」と期待を述べた。
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(取材・文/France10・及川健二)