強盗目的でタクシー運転手を襲撃 12歳を含む若者の犯行グループを逮捕
襲撃グループには、まだ子供も…。最年長メンバーも16歳であり全員が若いというが、犯行は悪質だった。
60代のタクシー運転手が、客として乗せた若者グループにいきなり襲われた。思い切り殴られお金を盗まれたものの、目撃者が機転を利かせてすぐに助けを呼んでくれたおかげで、大事には至らなかった。
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■タクシー運転手に暴行
10月8日のこと、シンガポールで働くある男性タクシー運転手(64)が、ひどい目に遭った。客としてタクシーに乗った4人組が、目的地に到着するなり運賃を支払うどころか男性を襲撃。お金を奪うなり、その場から逃走したのだ。
犯行グループの目的はお金だけだったとみられ、それ以外の物は盗られなかったという。しかし顔面を殴りつけられ倒れ込んだタクシー運転手は、そのまま放置された。
■病院に搬送された運転手
暴行・強盗の被害を受けたタクシー運転手を、たまたま近くにいた大型トラック運転手が発見。すぐに通報し、救急車を手配したという。
この襲撃により目元にひどいアザができたタクシー運転手は、ずいぶん強く殴られたようだ。メディアの取材に応じ、「襲われた直後からの記憶はほぼ吹っ飛んでいて、分からない状態です」と語っている。