赤ちゃんを売り払おうとした母親を逮捕 「新しいブーツが欲しいから…」
どうしても手に入れたいものがあるから、お金がほしい。そう考えた女が、子供を売ろうと思いついた。
我が子の命と幸せが、何よりも大事。そう考える親が多い一方で、子供を愛せない親もいる。このほど身柄を確保された女には親としての愛情が欠けていたらしく、物欲を満たす目的で、生後間もない赤ちゃんを売り払おうとしていた。
■物欲を優先した母親
ロシアで暮らすある女(25)には、すでに複数の子供がいる。
ただし経済的に子供たちを最優先する気はなかったらしく、最近では「新しいブーツを買いたい」などと家族に話すように。また家の頭金を支払いたいとも考えていたことから、生後間もない自身の子を売り飛ばそうと思い立った。
そこで女は、「養子として育ててくれる人を募集中」としてバイヤー探しを開始。宣伝するにあたり、日本円で約41万円という価格まで明示していた。
■子供の危険は顧みず
お金と引き換えに、赤ちゃんを差し出そうとしている女がいる。この情報を得た人権団体が、「購入に興味があります」として女に接触。「危険な状態に赤ちゃんが晒される可能性もありますが…」などと伝えたものの、女は不安そうな様子も見せず、明らかに本気で売りたがっていたという。
同団体は警察に連絡し、すぐに赤ちゃんの安全を確保するよう要求。捜査をスタートした警察は、女の身柄確保に向けて動き始めた。