6割が何気ない一言で人を傷つけた経験あり 多感な年頃にはとくに注意を
会話は、距離を縮めるためにも重要である。しかし何気ない一言が、相手を傷つけることもあるので注意が必要だ。
■自分では気づかない人
人を傷つけるようなことを言っても、自分では気づかない場合もある。
「うちの夫は普段からかなり失礼なことを言っているけれど、おそらく自分では気づいていない。なぜなら失言した後に、まったくなにもなかったように話しかけてくるから」(40代・女性)
「うちの上司は自己顕示欲がかなり高く、自分をよく見せるために人を下げるような発言を平気でしている。ただ本人は、悪いことを言っているとはわかっていないよう」(20代・女性)
■喧嘩の勢いで言った言葉が
何気ない一言で、人生が変わってしまうことも。
「昔付き合っていた人にそんな気はなかったのに、喧嘩した勢いで『それじゃあ別れよう』と言ってしまった。相手はそれに傷ついてしまい、そこから気まずい関係に。
最終的にはそれが引き金となり別れることになったので、それからは自分の言動には責任を持たなければと思っている」(20代・女性)
言葉を選びすぎて、当たり障りないことしか言えなくなるのも問題だ。人との深い付き合いには、相手を傷つける可能性があるということだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)