衝撃ビジュアルの「映えうどん」 大量クリームに潜むカロリーの謎を追った

映えるうどんがあるといううどん店「山下本気うどん」が、渋谷に2店舗目をオープンさせた。

■映えるとは何ぞや…と自問自答

これが令和の「映え」である。今や映えるとは見た目が華やかでかわいくなくてもいいのだ。

意外性さえあれば、SNSで女子から「えっ、やば! これどこのうどんですか?」とコメントが来る。女性だけでなく、男性にとっての映えも、それでいいのである。

閑話休題。とりあえず恐る恐る中に箸を突っ込んでみる。…こいつはふわっふわだ。

中のうどんを思いっきり持ち上げてみると、生クリームの下にはしっかりした明太クリームうどんが潜んでいた。

一口食べてみると、麺は歯ごたえがあってもちもちで、明太クリームはしっかり魚卵のプチプチ感も残っていて濃厚。シンプルにウマい。

半分くらい食べたら、だしをかけていただくことで味変を楽しむことができる。ガツンと響く明太クリームの上にだしをかけていただくと、洋風のスープうどんのようにまろやかな感じになって、これはこれで美味だ。

スープとして残っただし入り明太クリームはそのまま飲むにもおいしく、危うく完飲してしまいそうになった。


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■カロリーは非公開…予想は「ヘビー級」

ちなみにスタッフに聞いてみたところ、一番人気はこの「白い明太クリームチーズうどん」だが、「鶏天タルタルぶっかけうどん」や「釜明太醤油バターうどんなども人気」とのこと。いずれも一般的なうどんよりはカロリー高めが予想されるがっつりうどんばかりだ。

「白い明太クリームチーズうどん」のカロリーについても聞いてみたところ、「…非公開なので」と断られてしまった。しかし、無糖とはいえあれだけの量の生クリームが乗っている上に、中のソースにもバターや生クリームがしっかり使われているはず。

参考までに、去年丸亀製麺で期間限定発売されていた「明太釜玉クリームうどん」のカロリーを調べてみると、並サイズで613カロリー。丸亀製麺のものよりもだいぶクリーミーだったので、それを軽く上回っていそうだ。

しかし、カロリーが高いからこそここまで美味しいのだということもわかる。カフェの期間限定ドリンクやタピオカもそうだったはずだ。

一人用席の眼前には枯山水風の内装があり、それを眺めながら食事をしていると、なんとなくギルティだと感じてもふと忘れることができる。私は甘んじてカロリーの総攻撃を受け入れよう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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