100回スクワットジャンプの体罰受けた女子生徒 歩行不可能で転校も視野に
体に負担がかかる行為を強いられた結果、激痛に苦しんだ少女。それから2ヶ月以上が経過するが、少女は今もまだ歩くことができない。
■ようやく回復の兆しも
生徒が歩けなくなってから、すでに2ヶ月以上が経過。10月4日に父親に連れられ鍼治療を受けに行ったところ、これまでになく効果が確認できたといい、家族はとても喜んでいる。
現在はどうにか膝を曲げることは可能らしいが、完治とは程遠く、以前のような日常はまだしばらく戻りそうにないという。
■過去には死亡例も
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、女子生徒のように「教師から体罰を受けたことがある」と答えた人は、全体の26.7%だった。
今年は同じくタイで、体調を崩した男子生徒が欠席。その期間に出された宿題をしなかったという生徒に教師が激怒して100回のスクワットジャンプを命じ、再び体調を崩した生徒が死亡するという出来事があった。
歩けなくなった女子生徒は、まだ15歳。人生これからというときに、体罰は生徒の人生に暗い影を落とした。生徒の脚が元通り動くようになること、また学校側が教師の指導法を十分に見直し監督することを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)