過激なバトルゲームをプレイ中に12歳少年が心臓発作死 禁止令を出す国が相次ぐ

ゲームは現代人にたくさんの興奮と楽しみを与えてくれる。ストレス解消にもおおいに役に立っているかもしれないが…。

2020/10/04 16:20

■血圧の急激な上昇が判明

ゲームに依存する生活で肥満の問題を抱えていたムハンマドくん。彼の死については、司法解剖の結果、突然の血圧の上昇が心停止をもたらした可能性が指摘された。

これを受け、エジプトの政府機関ファトワ(宗教令)庁が同ゲームの禁止令を発令。『PUBG』ゲーム中の強い動揺や興奮と血圧の急激な上昇について、関連性を否定できないと判断したという。


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■「もっとスポーツや勉強を」

親に対しては、「ゲームに興じる子供たちをよく観察し、よりスポーツや勉強に時間を割くよう指導を」と呼び掛けたファトワ庁。しかしエジプト版「Apple Store」のゲームのダウンロード数は、いまだ『PUBG』が2位だという。

超リアルなグラフィックス設定の下で繰り返される激しい暴力、残虐な殺戮の描写。それらは青少年の心に深刻な影響を及ぼすとして、ヨルダン、イラク、インド、パキスタンなどではすでに『PUBG禁止令』が出ている模様だ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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