ジャルジャル優勝の『キングオブコント』が称賛される理由 待たれた優勝

今年の『キングオブコント』を、ジャルジャルの優勝、三村マサカズの点数、後半有利の空気などから分析。

■三村の点数

審査点数といえば、三村マサカズの審査点数は注目できるものであった。これまで松本以外の審査員は、点差をあまりつけない傾向にあったが、今回の三村はそうではなかったのだ。ニッポンの社長に対し、86点というひときわ低い点数を付けたのは物議を醸すものだった。

しかしながら、松本に審査の主な部分を任せ、あまり影響が出ないような審査点数をつけるという態度はよいものではないだろう。


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■松本が決め手であるべきか

これに反対すると考えるならば、松本こそが審査員であるべきだというわけだが、やはりそれよりは各々がしっかり点差をつけて審査し合うべきではないだろうか。つまりは点差をつけない他の審査員たちにこそ問題があると言うべきだろう。

またそれほどおかしな審査だったかといえばそうではなく、三村に賛同するように松本等他の審査員もニッポンの社長のネタがファイナルに行くべきものかとコメントを添えたのも、その審査の妥当性を支持していると言える。

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■ファイナルより1本目