末期がん患う父の鎮痛剤に手を出し… 悩み多き大学生が死亡
様々な悩みを抱えていた大学生が、父親の薬を服用。その結果とり返しのつかない事態になり、命を落としてしまった。
■父親の鎮痛剤
抗不安剤がないと、やっていけない。すでにそう思い込むほど薬に依存していた青年は、父親ががん性疼痛治療のために使っている鎮痛剤を見つけ、それを服用。薬を切らさないよう数を欠かさず確認していた父親は「薬がなぜか減っている」と気づいたが、息子が服用したとは思ってもいなかったようだ。
しかしこの薬が原因で、青年の呼吸は徐々に弱まり停止。母親が息子の異変に気付いたときには手遅れで、すでに亡くなっていた。
■母の嘆きは大きく
なおこの青年には、てんかんの持病があったという。大学でのストレス、父親の重病と看病、さらには祖母の他界もあり、青年の苦悩がどれほど大きかったかを、家族は気付いていなかった。
母親は、「息子の死で私どもの家庭は真っ暗になりました」「あの子の死については、一生理解できそうにありません」と現在の心境を明かしている。また青年の死に事件性はなく、検視官は「悲劇的な事故」と断定。
「多くの若者は、深刻な悩みもなかなか周囲に打ち明けないものです」とも述べ、何でもひとりで抱え込みがちな若者の傾向にも言及した。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)






