男性の財産と命を奪い遺体をバラバラに マッチングアプリの美人局で男女を逮捕
強奪や脅迫がつきものの「美人局(つつもたせ)」ほど怖い罠はない。殺人事件までも起きてしまうとは…。
■バスルームに隠れていた男
事件現場の状況について警察は、LAS容疑者とベッドルームで肉体関係を持とうとしたウィスマヌさんを、バスルームからいきなり現れたDAF容疑者がレンガで3回殴り、刃物で7回刺した疑いがあると説明している。
なお、ウィスマヌさんの遺体は鉈とノコギリで11片に切り分けられ、ビニール袋に入れてスーツケースに詰められていた。残忍極まりない計画的な犯行とあって、DAF容疑者には死刑が下ると予想する現地メディアは多い。
■葬儀の最中に母親が倒れる
マッチングアプリは身分証の提示が必須で、比較的気軽に登録できる出会い系より利用者の安心感や信頼度は高い。しかし、詳しく知らない相手とベッドインすることの危険性に変わりはない。
窃盗、暴力、ゆすり、盗撮ほか予期せぬ被害に遭った、遭いそうになったという人の数は、警察が把握している数字よりはるかに多いとも言われている。
ウィスマヌさんの葬儀には数百名が参列したが、あまりの悲しみと激しい動揺ゆえ、母親が式の最中に倒れてしまったことも報じられている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)