小学生の父親が学校に不満爆発 マスク着用に猛反対し校長を平手打ち
子供たちのマスク着用に反対するある親が、小学校に出没。校長先生に不満をぶちまけ、騒動を起こした。
新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、多くの児童・生徒や教職員が、マスクを着用しての学校生活を続けている。だが「感染予防にはならない」「いや、むしろ害がある」と信じる一部の保護者はその方針に反対し、なかには抗議する親も…。
■小学校に向かった父親
ギリシャ・クレタ島にある小学校に息子を通わせるある父親には、大きな不満があった。
それは、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、児童が学校でのマスク着用を命じられたこと。これに腹を立てた父親は、今月に入りマスクを着用せずに学校へ。そのまま校内に入る父親を見かけた教員たちは驚き、「困ります」「マスクを着けてください」と声をかけた。
だが父親は従うどころか余計に腹を立て、「俺に構うな」「警察でも呼べばどうだ」などと挑発し息巻いたという。
■校長に対する暴行
教員らに注意されても足をとめず、父親はそのまま校長室に直行。そこで校長先生を見つけるなり「マスク着用を子供たちに命じるとは、一体どういうことだ」とわめき散らした。
このとき父親は、校長先生に対しても「マスクを外せ」と要求。それに従わない校長先生に詰め寄り、マスクに手をかけるなり頬を思い切り叩いた。