国民民主、比例東京1位に山尾志桜里氏 知名度活かし党の顔として全国行脚へ
新生・国民民主党が衆院選の比例代表東京ブロック1位に山尾志桜里議員の擁立を決定。その意図は…。
■玉木代表「首都圏での党勢拡大を」
玉木雄一郎代表は定例会見で山尾氏の擁立について、「我が党の党勢拡大、特に人口の多い首都圏での党勢拡大の観点から」と説明。「知名度の高い議員ですので、東京のみならず全国を飛び回っていただいて、党の支持を広げてほしい」と語った。
山尾氏は同党の憲法調査会長でもあるため、「ポストコロナの問題点を憲法上も議論し、それを条文にして憲法草案として提起してほしい」と期待をのぞかせる。
■山尾氏「市民と政策つくる」
玉木代表と臨んだ出馬会見において、山尾氏は実家が東京の武蔵野市で、出生から大学まで生活してきたと東京都の縁をアピール。今も武蔵野市に住んでいることを明らかにした。
その上で「国民民主党には東京選出の現職議員がいなかった。積極的に東京をまわって対話を進めていきたい。政策は市民の皆さんとつくるもの、社会派市民の皆さんと動かすもの。それを教えてくれた子育て世帯の方々としっかり連携していきたい」と決意を述べた。