同性パートナーを惨殺した女を逮捕 遺族は「おまえは悪魔か」と激怒

別れ話に苦悩していた女が、荷物を取りに来た恋人とトラブルに。その後に刃物で惨殺し、逮捕された。

ナイフ
(LIgorko/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

あなたとは別れて、共通の友人と交際したい。そう告げられショックを受けた女が、刃物で何十回も恋人を刺して死亡させる事件が発生した。今年に入り有罪を認めた女だが、被害者遺族の悲しみは癒えない。


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■別れ話でトラブルに

2019年6月のこと、オーストラリアで暮らすジクシー・ワン容疑者(30)は、精神的に不安定な状態にあった。

2年間交際を続けていた同性の恋人(23)に「別れたい」と言われたためで、そのショックから容疑者は仕事もできないほど落ち込むように。相手が自分の友人と交際する予定であることも知り、容疑者の精神状態はさらに悪化した。

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■むごい殺害方法

そんな中、恋人はワン容疑者が暮らすアパートへ。私物をまとめて帰る予定だったというが、「行かないで」という容疑者ともみ合いになった。

恋人はバルコニーに逃げ出し、そのまま30メートル下に落下。この衝撃で内臓を痛めるなど重傷を負ったが致命傷ではなく、どうにか立ち上がろうと必死にもがいていたという。

容疑者は様子を確認しに行き、再び自室へ。ナイフを持って恋人のもとに戻り、頭、首、さらには上半身を約40回も刺して殺害した。

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■女の逃走と身柄確保