妻に頼まれた商品を見つけられず… 生理用品売り場で不審者扱いの男性が涙
スーパーマーケットなどで生理用品売り場は広い面積を誇っている。そのコーナーには、ほぼ女性客しか見当たらないが…。
家事や育児、体調不良など、家を留守にできない状況はさまざまだが、女性には生理が容赦なく訪れる。もしも生理用品が無い、足りない場合、家族間や夫婦間でどのように対処すればいいのだろうか。
■頼みたくても頼めない妻たち
夫に対し、気軽に「生理用品を買ってきて」とお願いできる妻はどれほどいるのだろうか。
女性向けの売り場ゆえ、夫に恥ずかしい思いをさせたくないという妻もいるだろう。また、使い慣れている愛用品へのこだわりもあるなか、一刻も早く売り場を去ろうとする夫が、よく確かめもせずに頼んだ商品と異なるものを買ってくる可能性もある。
■「いいよ」と快諾した夫
しかし、どうしても家を空けられないときに、夫がこれから帰宅する、ちょっと買い物に出かけると知った妻は、「私がいつも使っている生理用ナプキンを買ってきて」とお願いしたくもなるだろう。
一方の男性は、そんな買い物を引き受けて大丈夫なのだろうか。英国のメディア『Mirror』が、ある夫の告白を紹介して話題を呼んでいる。
■「売り場に変質者が…」
スーパーやドラッグストアなどの生理用品売り場は面積が広く、メーカー・サイズ・用途ごとに多種多様の商品がそろっているが、パッケージの雰囲気は似通った物が多い。
ある男性は、妻から「これを」と指定して頼まれた商品をなかなか探せず、冷や汗をかきながら売り場を右往左往した。いくつかの商品の写真を撮り、「これかな?」と妻に送ってみても、サイズが違う、多い日・少ない日用などの種類が違うと、ダメ出しが続いたという。
やがて彼は変質者と間違えられ、店長に呼び止められて警察にも通報された。
■パッケージに工夫も必要か
男性は事情をやっと理解してもらい、妻が求めている商品を手渡されて代金を支払った。しかし、買い物客や従業員たちの突き刺すような視線があまりにも屈辱的に感じ、店を出る瞬間に涙がこぼれたそうだ。
多忙な妻たちの間で、夫に生理用品を買ってきてと頼めるか、そして夫はちゃんとその商品を探せるかが、話題になることもあるという。同時に夫でも瞬時に探して手に取れるよう、パッケージに大きめに番号を入れるなど何らかの工夫がほしい、そんな声も聞かれるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)