「もっと等身大の自分でいいんだ」 足立佳奈、最新曲で示した恋愛ソングの新しい形
メジャーデビュー3周年を迎えた足立佳奈が新譜「朝になったら削除します」をリリース。楽曲について本人にインタビューを行なった。
ツイッターに投稿した「15秒動画」から始まり、いまやティーンのカリスマ的存在となったアーティスト・足立佳奈。
彼女が8月30日にメジャーデビュー3周年を迎え、その翌日に新譜「朝になったら削除します」をリリースした。歌詞・メロディともに今までと一線を画した本楽曲は、彼女の成長をも感じさせる。そんな楽曲や、近況について本人に聞いてきた。
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■コロナでライブツアーも中止に
前回のインタビューが2月頃であり、しらべぇの取材は約半年ぶり。その間に、新型コロナウイルスの影響で様々な自粛が続いていたが、彼女の生活には変化はあったのだろうか。
足立:コロナの影響で全国ツアーの「“You & I”」が中止になって、どうしようって悔しい気持ちになりましたね。でもいつかのライブのための充電期間として楽しもうって思ってて。
だから、最近までリモートセッションとかそういう形でみなさんと繋がりつつ、音楽を届けられるようにとバンドメンバーと工夫していました。
「ひとりよがり」
この夏は、いつもよりずっと、
あっという間に過ぎていくような気がして。早く会いたいよ。
気持ちを、
歌に込めました。 pic.twitter.com/3rQ3gwKFZO— 足立 佳奈 (@kana1014lm) June 27, 2020
———「ひとりよがり」「music」等のリモートセッションを公開していましたが、結構反響はありましたか?
足立:「この時期に私たちのためにありがとう!」って暖かい言葉をいただいて、喜んでいただけてるんだ! って実感しました。今できる距離の縮め方ができたかな? って思ってます。
———今までとは違う生活が求められたと思うのですが、それが刺激になって楽曲制作に活きた…なんてことはあったりするのでしょうか。
足立:ありました! ステイホーム期間があったからこそ、お家の窓を開けて外の景色を見てみるだけで、今までとは違った独特な雰囲気を感じて、より楽しく思えたり嬉しく思えたりしましたね。
ただ、本当にずっと家にいたので、どのように「お家時間」を楽しむかってところを特に意識してて。公園で摘んだお花を小さい花瓶に入れてみたりして、少しでも色を感じられるように考えて過ごしてましたね。
■大人の女性に成長
一方、最近は『ZOZOSHOES』で特集を組まれるなどアーティスト以外の方面でも活躍している様子。それについてはどのように感じているのだろうか。
足立:デビュー当時よりも、洋服とか靴に対して「こういったのが好きだな」って自分なりのこだわりが出てきてて。だから、モデルの仕事ができたのはすごく楽しかった…この撮影の時もいろんな衣装があったり、いろんなメイクの仕方があったり、普段と違った自分になれて面白かったです!
———確かに、服装などもデビュー当時よりオシャレになった印象です。
足立:デビュー当時はジャージを着て現場に現れたりとかしてました(笑)。そこから比べると変化したなぁって思います。
———新しいアー写もかなりカッコよくて、「大人な女性」といった雰囲気が漂ってます。
足立:自分のなりたい女性がクールな感じなのかも…YESかNOをはっきり言えて、意志の強い女性。なので、最近の写真はキメてます!