母親の遺体を道に捨てたお騒がせ息子 新型コロナ死への疑いと差別を恐れて…

死亡した母親の遺体を、通りに捨ててしまったある男。警察に明かした事情が話題になっている。

■殺人事件を疑った警察

そこで男は母親の遺体をシーツにくるみ、深夜にそっと外出。アパートから200メートルほど離れた場所まで遺体を運び、通りに遺棄した。

ほどなくして遺体を発見した人々は、当然大パニックに。通報を受け駆け付けた警官隊は「殺人事件か」「通りで死亡した物乞いの遺体かも」と様々な可能性を視野に入れて捜査を開始したが、遺体にはまるで傷がなかったため、「殺しではない」と判断した。

その後にたまたま遺体を見た人物が母親を知っていたことから、身元が判明。警察はさっそく息子に話を聞くことにしたという。


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■すべてを打ち明けた息子

警察に事情を聴かれた息子は、「マンションで暮らす人たちの反応が怖かったのです」「葬式をあげるお金もありませんでした」と話し、遺体を捨てたことをあっさり認めたという。

悩み抜いた結果、近所の通りに遺体を捨てるという行為に出てしまったこの男。捜査にあたった警察は、「解決まで4時間もかかりませんでした」と発表している。

せめて病院に連れて行ってさえいれば、母親は死なずにすんだのかもしれない。実際の死因については、現時点では伝えられていない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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