DV父親に代わり家族を支えた男 妹の結婚話に激高し大暴れして逮捕
母親に暴力をふるう父親の姿を見て育った男が、父親と同じように暴れて家の中をめちゃめちゃに…。
■PTSDを患った妹
激高した男は野球バットを取り出し、室内にあった鏡やテーブルを破壊。「なぜ俺にだけ黙っていたんだ」「ナイフで切り付けてもいいんだぞ」などと喚きちらし、妹、母親、妹の恋人、さらにはその家族をも震え上がらせた。
この一件で心に傷を負った妹は、自殺を考えるように。実際に試みたが友人の説得に応じ断念し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っているという診断を下された。
■男に下された判決
起訴された男は有罪判決を下され、破損した物品の弁償、100時間の奉仕活動、15日間のリハビリ治療を命じられた。さらに、「12ヶ月間は妹に連絡することも近くに行くことも認めない」とする接近禁止命令も下されたという。
DVで家族を苦しめる父の姿を見ていたにもかかわらず、同じように暴れて家族を苦しめた男。妹の受けた心の傷はまだ癒えていないというが、結婚話がその後どうなったかなどについては伏せられている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)