ビートたけし、安倍首相の辞意表明に言及 「失礼だけど運がよかった」
『Nキャス』でビートたけしが安倍首相の辞意表明について厳しい指摘をしたことに注目が集まっている。
29日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。28日に辞意表明をした安倍晋三首相のことを報道すると、今後の予想など持論を述べた。
■厳しい指摘も
たけしは安倍首相の辞意について「総理大臣として、政治的な汚点を残さずに、病気が原因としてやめていくんだから、失礼な言い方だけど、運が良かったと思ってる」とはっきりと厳しい指摘もした。
また、「野党がもっとちゃんとしていたら、早くやめることになっていたと思う」とも添えている。功績もある反面、森友・加計学園や桜を見る会をはじめ、政権の公私混同といった問題もあったため、厳しく言ったのだろう。
■たけしの次期総理の予想は…
次期総理について問われると「岸田文雄政調会長とかなんじゃないかなと思うんだけどね。わかんないね」とお茶を濁した。名前がよく上がる石破茂元幹事長については「テレビが下手。しゃべりが長くて端切れが悪い」とバッサリ。
「口が上手かったのは小泉総理だね。あの人のおかげでワン・イシューのやり方が広まった」としつつ、「石破元幹事長ももっと短く喋ればいいのに」とジョークでスタジオに笑いを誘った。
■体調を気遣う声も多かったが…
8年近くという長い年月を走りきった安倍首相。ツイッターでは「#安倍総理ありがとう」といった温かいハッシュタグでの感謝投稿も多くみられた。
たけしは、そうした風潮に流されることなく、今回の辞意表明を「野党がしっかりしてればもっと早かった」「政治的理由じゃなくて病気で運がいい」とかなり厳しい指摘をした。
安倍首相の体調不良ということで、心配なのは間違いないが、たけしのように忖度せずにズバズバ言えるコメンテーターも必要なのだろうと感じる一幕だった。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)