43歳の夫が64歳の実母と男女の仲に あられもない姿を目撃した妻が通報
母親で性欲を満たそうとした息子。妻帯者の息子に抱かれた母親。巻き込まれた関係者たちの心情はいかばかりか…。
心の底から愛し合っていると主張するなら、異性の親子やきょうだいが「男女の仲」になることを法として許してよいのだろうか。近親相姦をほとんどの州が認めていないアメリカで、誰もが驚くような母親と息子の密な関係が明らかになった。
■夫と義母の許されぬ関係
米国・マサチューセッツ州のフィッチバーグ市で先週、トニー・L・ラヴォワという43歳の男と母親のシェリル・ラヴォワ（64）が身柄を拘束された。
容疑の内容は「不適切な関係は違法行為にあたる」というもので、通報者はトニーの妻。ふたりのあられもない姿を目撃した彼女が、いとこの女性に相談したうえで警察に通報していた。
■「ほんの出来心でした」
地元紙『センチネル＆エンタープライズ（Sentinel and Enterprise）』が報じたところによれば、通報により自宅に現れた警察から実母との肉体関係について尋ねられると、トニーは「母を抱いたのは、ほんの出来心からでした。後にも先にも一度限りです」と説明した。
強いショックを受けたトニーの妻が自宅から姿を消した一方、姑のシェリルは依然としてそんな息子と一緒に暮らしていた。
■キスをきっかけに急接近
また、母シェリルは警察に「息子とはキスをきっかけに数ヶ月前から急接近した。肉体関係は合意のうえだった」と説明。性的暴行の気配はまったくないものの、親子は近親相姦罪で逮捕・起訴された。
アメリカではミシガン州やニュージャージー州が18歳以上の近親相姦を合法と認めているが、マサチューセッツ州はそれを認めていない。
■有罪なら最高で懲役20年も
フィッチバーグ地方裁判所での罪状認否で、両被告はともに無罪を主張。裁判官はふたりの保釈を認めたものの、「互いの接近を禁じる」と言い添えている。
この州で近親相姦は重罪の扱いになる。有罪判決が下った場合は、それぞれに最高で懲役20年の実刑判決が言い渡される可能性があるとのこと。次回の出廷は10月27日に予定されている。
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（文／しらべぇ編集部・浅野 ナオミ）
