ミミズ腫れ体質から発症した「皮膚描記症」 18歳少女がわざと肌を引っ掻き…
引っ掻いた部分がヒリヒリしてミミズ腫れになると、心配にはならないのだろうか…。
■インスタグラムも好評
エマさんがしていることは、医学的には「皮膚描記症(英名:dermatographia)」と呼ばれている。その名をとってインスタグラムに開設したアカウント(dermatographia_)は、投稿数こそまだ少ないものの、フォロワーは間もなく500人を超えそうだ。
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ただし、これに夢中になりすぎるようなら医療機関を受診することが推奨される。食事内容の見直しのほか、心身のストレスの軽減を図るリラクゼーションや呼吸療法など、専門家の指導を受けることが望ましいという。
■小児期から青年期まで
痒くてちょっと掻くと赤くなりミミズ腫れになる肌の状態は、じつは小児期から青年期までの約5%が悩んでいるという研究結果がある。しかし適切な運動、肉や甘い物に偏らない食事、十分な睡眠などを心掛けることで、次第に体質は改善されていくそうだ。
日常的には、刺激性あるいは痒くなる繊維の服や寝具を避け、無香料の石鹸を使用し、熱い風呂も避け、入浴後は数分以内に保湿ローションを塗ること。さらに、乾燥する季節には加湿器の使用が有効だという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)