放送55年目の長寿番組『笑点』 人気に地域差があると判明

日本屈指の長寿番組『笑点』。その人気は…

■近畿民の意見は?

大阪府に住む30代・男性のAさんは、『笑点』についてこう話す。

「関西人は吉本新喜劇のようなオチがないと笑えない。『笑点』は基本的に江戸落語の文化で、少し捻った笑い。出演者も全員東の落語家なので、関西にはなじまないように思う。大喜利メンバーに1人上方の落語家がいれば、変わってくると思うのですが…」


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■愛着を口にする人も

埼玉県在住の30代女性Tさんは、愛着を口に。

「祖父が『笑点』好きで、私も欠かさず見るようになりました。習慣になっているので日曜の夜は、『笑点』を見ないと、終わりません。誰も傷つけずクスッと笑えるような笑いが良いなと思います。


桂歌丸さんが降板し、司会が春風亭昇太になったときはかなり寂しさを感じましたが、残されたメンバーは番組を盛り上げようと頑張っている。5代目圓楽さんや歌丸さんが作ってきた伝統と番組を、守ってほしいですね」


55年という長い歴史を持ちながら、老若男女に愛される『笑点』。番組の歴史と伝統は今後も後世に受け継がれるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女1,894名 (有効回答数)

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