『24時間テレビ』堀ちえみが生歌唱へ 「舌が失くなっても何とか歌える」
『24時間テレビ』にて、舌がん手術後初の生歌唱に望む歌手・堀ちえみ。本番直前の心境をブログでつづっている
本日22日から23日にかけて放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)内にて、昨年の2月に舌がん(左舌扁平上皮がん)、同年4月に食道がんの手術を受けた歌手・堀ちえみが、手術後初の生歌唱を披露する。
■「自分の再生をかけて」生歌唱へ
堀は、放送前日となる20日に自身の公式ブログを更新。出演時間について「8/23(日)午前8:15頃からスタートします」と伝えた。
本番を間近に控え、「今回は自分の再生をかけて、歌手復帰ということでもありますが」としつつ、「病気と闘っていらっしゃる沢山の皆様、悩みや苦しみを抱えていらっしゃる皆様に、私自身が病気を経験して感じたことを、お伝えしたいと思ってます」と堀。
「舌が失くなっても、何とか歌える… 夢は諦めなければ必ず叶う。 明けない夜はないこと。 そんな私の思いが、歌を通してお伝えできれば本望です」と力強くつづっている。
■本番目前に恩師が急逝
そんな堀の大舞台を目前に控えた今月7日、堀の35周年記念ライブの前からボイストレーナーを担当していた、ゴスペルソウルシンガーの松谷麗王さんが、心筋梗塞のため51歳という若さで急逝。
松谷さんは、堀の舌がん手術後のボイストレーニングにも寄り添い、『24時間テレビ』へ向けて、最終調整へ入る矢先でのことだったという。
堀は今月13日更新のブログにて「突然の哀しいお知らせに、私は混乱してしまいました」としつつも、松谷さんが最後のレッスンで語った「今のこの状況に感謝して歌う」という言葉を胸に、今後も前を向いて歌っていくと誓っていた。
■多くの声援「リラックスして!」
様々な思いを胸に挑む『24時間テレビ』を前に、堀のブログには早くも大声援が送られている。
「目覚ましかけて絶対見ます! がんばって下さい!」「もうウルウルきてる私です…」という力強い声援や、喉に負担をかけないよう、リラックスして歌うことが重要であると堀がブログでつづっていたことから、「とにかくリラックスして楽しんできてください」「リラックスを心がけてネ! きっときっと大丈夫だから!!」というメッセージも多数寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)