女性へのわいせつ行為で黒潮町長が辞職 職員は「自慢の町長だったが」

黒潮町長が女性に対するわいせつ行為で辞職。町職員からは驚きの声が。

2020/08/19 20:20

■女性に対して好意を持っていた

大西勝也
(写真提供:黒潮町)

また、「女性に対して、好意を持っていたのは事実。当日は悪いことをしている認識はなかったが、後に振り返ればそういう認識を抱くのが普通だと思う」などと述べた。

大西氏は黒潮町出身。県立中村高校を卒業後、海外で洋ラン栽培などを学んで帰郷し、農業に従事した後、2010年の町長選で初当選した。14、18年は無投票で当選を重ね、3期目だった。任期は約2年残しての辞職。若手のリーダーとして防災対策などを積極的に進めた。


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■町職員からは驚きの声が

町役場には、町民から「残念だ」などといった声が寄せられているという。役場職員は、しらべぇ編集長の取材に対して、「非常に驚いていいる。職員の間でも戸惑いがある。自慢の町長だったのに」と無念の想いを語った。

公職選挙法によると、議長は町長の退職申し立てから5日以内に選挙管理委員会に通知し、その翌日から50日以内に選挙が行われる。出直し選挙出馬について、大西氏は「まず後援会に謝罪してからの話になる」と現段階での明言を避けた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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