なぜ…『キン肉マン』登場の超マイナー超人が約40年の時を経て脚光
漫画『キン肉マン』に登場する超人「銅ベルマン」をモチーフにした商品がリリースされると発表され、ネット上がザワつく事態に…。
18日、精密鋳造メーカーであるキャステムは、漫画『キン肉マン』に登場する超人「銅ベルマン」をモチーフにした純銅のアシストフックを販売すると発表。
約40年の年月を経て日の目を浴びた、お世辞にもメジャーとは言えない超人の勇姿に「初のグッズ化では」「銅ベルマンのグッズなんて最初で最後かも」とネット上が沸いている。
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■そもそもどんなキャラ?
まず「銅ベルマン」とは何者なのか。
『図鑑キン肉マン「超人」』(ゆでたまご著、学研刊)によれば、「身長189cm、体重450Kg、超人強度55万パワー、古代インカ(ペルー)出身。全身が銅製の超人。右手に盾、左手には鋭い爪(ふつうの腕に着脱できる)をもつことから、左利きと考えられる。およそ600歳」とのことである。
超人強度でいえばビューティー・ローデスと同等、ベンキマンやチエの輪マンよりはやや強いという絶妙な存在で、作中では大勢いる超人の後ろのほうにひっそりいたりする超脇役的存在だ。
■見よこの重厚感
本商品のアシストフックは、ドアノブやエレベーターのボタン、電車のつり革など、触れたものから新型コロナウイルスへの感染を軽減してくれるアイデアグッズ。右側にあるフックを鉤爪のようにして、紙袋を受け取ったり、ドア開封に使ったりする。う〜ん、これは強そうだ。
コロナウイルスがプラスチックやステンレス表面に付着した場合の生存期間は48〜72時間といわれるが、銅の表面ではわずか4時間になることの報告があるそうで、同社はその性質を生かし、指先の代わりにこのアシストフックを使用することを推奨している。