終戦の日に考えたい世界平和 現状に核戦争の危機を感じる人も

8月15日は終戦の日。終戦から75年経ち、日本を取り巻く環境も変化している現在に考えたい平和

2020/08/15 10:00

■危機を感じていない人の声は?

核戦争の危機は感じていないと話すのは20代のMさん。

「核戦争になれば、地球が滅びかねないことを人間は知っている。核保有国だってそのくらいのことはわかっているはずでは。第二次世界大戦で、人間同士が殺し合っても何も生まれないことを学んでいる。少なくとも核を使う戦争は、起きないと思う」


関連記事:俳優・宝田明が戦争の記憶と記録を語り継ぐ ゴジラに込められた反核メッセージ

■不安を口にする人も

60代のKさんは危機感を口にする。

「核兵器を保有している国の動向が非常に不安。暴力的支配を目論む国や人間に、話し合いで解決するのは困難なのだろうか。しかし侵略を許せば、もっと悲惨な運命が待ち受けている。そうならないためには、抑止となる防衛力の強化も必要なのかもしれないが…」


いかなる政治信条を持っていても、戦争は絶対に起こしてはならない。政府はそのことを肝に銘じたうえで、外交問題に対処してもらいたい。

・合わせて読みたい→小池都知事、感染者100人超の現状に強い危機感 「今後拍車かかる恐れも」

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数

【Amazonセール情報】ココからチェック!