GUの裾上げ対応にまさかの変化 コロナ禍でも充実したアフターサービスに感激
現在、大手アパレルメーカー・GUでは裾上げをセルフサービスで行なっている。それを受け、世間からは不安の声が上がっている。
ファッションで重要なのはサイズ感。自身のサイズにあったアイテムをチョイスすることが大切だが、デニムパンツを購入する際などは、好みの丈に調節するため、「裾詰め」を依頼する人も多いだろう。
アパレルショップでは一般的な裾上げサービスだが、新型コロナウイルスの影響を受けて実情が大きく変化しているという。記者は全国に店舗を構える大手アパレルメーカー・GUに行き、取材を行なった。
■張り紙を発見
記者がGU店舗に向かうと、店内の試着室には「お裾直しをご希望のお客様へ」と書かれた貼り紙を発見。どうやら現在は新型コロナウイルス対策の一環として、客が試着中のパンツに店員が直接触れ、裾丈を調整するサービスを休止しているようだ。
その代わり、客がセルフで希望の裾詰め部分を折り返し、クリップで止めた状態でレジまで持っていく仕組みとなっている。
■実際に裾上げしてみると…
実際にセルフ裾上げに挑戦してみたが、自分の望む丈にするには、どの程度折り返せば良いのかジャッジがかなり難しいことに気づかされる。希望より丈が長くなってしまった場合は再度裾詰めを行なえば良いが、短く詰めてしまった場合は取り返しがつかないため、クリップを留める踏ん切りがなかなかつかない。
何度折り返しても、納得のいく長さに調節することができず、裾詰めの奥深さを知った思いだ。