ビートたけし、猛暑と新型コロナ政府対応に困惑 「東京の人、可哀想だな」
ビートたけしが『Nキャス』で政府の対応と猛暑に困惑していた。
8日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。新型コロナウイルス下で揺れる政府の対応についてボヤいた一幕に注目が集まっている。
■暑さも本格化
8月に入り、梅雨が明け、宮崎県の赤江では37℃を記録。
東京でも30℃を超える暑さだったことを安住紳一郎アナが伝えると、たけしは「我々が子供の時は30℃ですげぇ暑いって大騒ぎしていた」と過去を振り返ると「今年は40℃を超える日が来るかもしれないと言われています」と安住アナは補足。
たけしは「それで涼しいところ行ったら怒られるちゃうんでしょ? 東京から動くんじゃねぇって」とぼやき。
■政府の対応に困惑
同日、東京都での新規感染者数は429人だったことも受けて、小池百合子都知事は、来週に控えたお盆の旅行や帰省を控えるよう呼びかけている。
たけしは、「自粛してくださいって言う前にはGoToトラベルキャンペーンだったでしょ。今度はお盆になったら自粛してくださいでしょ。それで東京のやつは動くなって。東京可哀想だなぁ。暑いわ動けないわって」と政府の対応に困惑。
安住アナも「禁止ではなく、自粛ということなので、各自の判断ということなのかもしれませんが」とフォローした。
■お盆の対応
先月22日から開始されたGoToトラベルキャンペーンは東京以外では実施されているため、気をつけて旅行など、経済活動欲しいというのが国の意思だが、自治体の対応はかなり異なってくる。
東京以外でも新規感染者数が増えてきており、沖縄県、愛知県では独自の緊急事態宣言が出されているケースもある。
一体感のない対応に困惑している人は多いだろう。結局、安住アナの言う通り、「自己の判断に任せる」ということになるが、それでいいのかという疑問は残る。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)