YouTube100万人突破の石橋貴明 ネットで大逆転の成功を収めた理由とは
石橋貴明のYouTube『貴ちゃんねるず』が登録者数100万人を突破した。成功までの過程を分析。
■小さくスタートした石橋
実際、石橋は「この1年やってみてダメなら引退」と強い覚悟でYouTubeと対峙。またそのスタートも慎重なものだった。
まずは6月18日にTwitterを開設し、『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系列)に生乱入したが『貴ちゃんねるず』での公開は2週間後の7月2日。はじめは登録者数1万人を目指すとして、石橋のやりたい野球企画を公開し、謙虚にスタートさせたのだ。
大々的に上からの大御所アピールではなく、小さなもうひとつの場所をつくろうというような石橋の姿勢に、YouTubeをよく理解しかつ恐る恐るの心持ちが見てとれる。
■マッコイ氏と石橋の再挑戦
これらの仕掛け人は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系列)の終盤で演出を担当したマッコイ斉藤氏。
以前の記事でも記したが、『みなさん』の視聴率が揮わなかったのも、むしろお笑いを追求しすぎたがためである。お笑い自体がテレビの需要からズレてきているのだ。だからこそマッコイ氏は石橋をYouTubeに誘い、再起をかけたというわけである。